群馬県入試が明日だと知って受験生のためにも、もっと早めにUPしていればよかった・・・・・と後悔している眼鏡Pです。
#受験生の皆さん、頑張って!!
ざっくりと自己紹介を簡単にさせていただくと、もともとは塾講師していまして、現在は農家をしながら、子育てを頑張っています!
前回が続きで、2023年に行われた群馬県入試(後期)の過去問の国語を「かいせつ」していきます!

1⃣小説文
簡単にまとめると
高校3年生の篠崎は進学を考えているが将来については悩んでおり、弓道は続けていきたいと思っていた。そんな時、顧問の吉村先生をきっかけに「教師」という道を考え始める。
(1)ア
「生返事」とは、いいかげんな受け答え、はっきりせず気のない返事のこと。
(2)ウ
ア→×(自分の射ばかりを考えており、部員の悩みを無視してはいない)
イ→×(吉村先生に会えなくなることにあせりは感じていない)
ウ→〇(自分の状況や立場について考えている )
エ→×(弓への思いはみんな一緒とは書かれていない)
文中B線の前後で、
「もうすぐ夏休みで、そして夏の大会が終わればもう三年生は引退。ここで弓が引けるのももうあとわずか」
「弓は一人でも続けられるけれど、ここで、ここの仲間たちと引く弓は今だけだ。これまでずっと自分の射のことばかり考えてきた気がするけど、先生や先輩から教わったことを、自分もそれを後輩に伝えていかなければならないのだ」
と、弓道部における現在の自分自身の置かれている状況や立場について改めて考えている様子を読み取れる。
(3)エ
ア→×(今後の射のお手本ではなく、人生のお手本である)
イ→×(人生の厳しさを教わっていない)
ウ→×(弓道のOGという存在のように錯覚していたと書いてある)
エ→〇(これからの人生を考えるにあたって、最適な存在だと思えた)
「はっとする」とは、急に思いつく、急に我に返る、驚くこと。
「吉村先生は大学へ行き、就職しながら弓道を続けている人物であり、「なぜ教師を選んだのか」聞いてみたい」とある事から、これからの将来を考えるにあたって、最適な見本だと思えたから。
(4)Ⅰでは、特来の進路について決めきれず悩んでいたが、Ⅱでは、就職後も弓道を続ける道として教師という選択肢があるということに気づき、迷いつつも前向きな気持ちになっている。
線分Ⅰでは、「今まで」から始まる段落に、「仕事内容に興味が持てないのは同じだし、自分に務まるものなのか、そもそも試験勉強がどれくらい大変なのかも分かってはいない」とあり、就職先として公務員とは言っているものの、あまり興味を持てず、悩んでいる様子。
線分Ⅱでは、「もちろん」から始まる段落に、「まだはっきりと教師を目指そうという気になったわけでもない」とは言いつつも、「何かの光らしきものが見えたような気がしていた」とある事から、教師になれば弓道を続けられるという事に気づき、その事に対して前向きにとらえている様子。
※ポイント
登場人物の「気持ち」を「客観的に」読み取る
⇒フィーリング(自分の感情や想像)で読まないこと。
「気持ち」も「理由」も、問われることは全て文章中に書かれているっと意識する!!
#自分もなかなか出来ないけどね(笑)
※意味などはWikipediaなどのインターネットを参照しています。
以上。
2023年 群馬県 公立高校入試 過去問 後期
国語の2⃣でした。では、明日は3⃣以降になります。
よろしくお願いします!