2022年 群馬県 公立高校入試(後期) 国語のかいせつ1⃣

少女漫画にハマってしまい、深夜まで起きていた眼鏡Pです。
#お、おもしろい!

ようやく、2023年の群馬県入試が終わりました!お疲れ様でした!

この後は群馬県周辺の公立高校入試を予定していますが、問題集を買い忘れたのでこのまま2022年の群馬県入試でいこうと思っています。
#ただのミス(笑)

今後とも、よろしくお願いします!

では、2022年群馬県入試(後期)の過去問のを国語を「かいせつ」していきます。

国語1⃣(説明文の問題)

【眼鏡P訳】
これまでは重力のせいで下に根は伸びるものだと思われていたが、実は「重力は関係なく、根は水を求めて下に伸びていく」ものだった。それを3つの理由とともに証明されている。そのうえで、湿った土と乾燥した土の違いを示し、まるで「根性」のようだと筆者は思っている。


(1)ウ
Ⅰ:前後で、根は水を求めて下に向かって伸びていく仮説がある一方、重力の方向に伸びるという定説があり、異なる性質なので、逆接の接続詞が入る。

Ⅱ:重力と切り離して証明しにくいので、根は水を求めて下に向かって伸びていくとは言われなかったという順接の接続詞が入る。

【接続詞】
ア→×(しかし:逆接、あるいは:選択)
イ→×(たとえば:例示、しかも:添加)
ウ→〇(ところが:逆接、そのため:順接)
エ→×(なぜなら:理由、したがって:順接)

(2) ア,エ
傍線部Aの後に3つの根拠を示している。
①根が水のある方向に向かって伸びる現象がよく見られること。
②シロイヌナズナという植物に、突然変異で重力を感じなくなった個体が生まれたこと。
③宇宙ステーションでの実験によって、根は水を求めて伸びるということが証明されたこと。
である。

ア→〇
イ→×(土と水がないと植物は成長出来ないとは書いていない。)
ウ→×(重力は影響しない。)
エ→〇

(3)(例)植物の地上部は、湿った土で育ったほうが、乾燥した土の場合よりもよく成長するが、植物の地下部の根は、乾燥した土で育ったほうが、湿った土の場合よりもきめ細かく深く張りめぐらされる。
同じ種類の植物を、湿った土で育てた場合と、乾燥した土で育てた場合でどのように異なるのかの比較を行っている。
地上部と同様の結果が、根の成長でも見られるかというとそうではなく、傍線部Bの後にあるように、「湿った土で育った根はそれほど伸びていないのに比べて、乾燥した土で寄った根は、湿った土で育った根に比べて、ずっときめ細かく深く張りめぐらされています」とある。地上部と根では違う結果となる事が述べられている。

(4)(例)水が不足しているという逆境の中でも、くじけずに、水を探し求めるように伸びる点。
根は乾燥した土の中で、水不足という逆境の中、水を探し求めるため、また少しでも水を吸収するためにきめ細かく深く張りめぐらせる。それは、いろいろな困難や苦労という逆境に立たされてもくじけない性質=根性に類似する部分があると筆者は主張している。

(5)ア、オ
文章の前半では、根は水を求めて下に向かって伸びていくという仮説に対して、三つの説得を持って、それを証明している。後半では、乾いた土で育った根は、きめ細かく深く振りめくらされ、それはあたかも「根性」という詣の由来となっているのではないかという筆者の意的な見方が述べられている。

ア→〇(根拠(3つの理由)を順序立てて(きちんと整理して)説明し、証明してあるから説得力が高い。)

イ→×(何かに対して「賛成」や「反対」のようなディベートなものではないので、反対意見に反論しているわけでない。どちらかというと仮説を証明している文章になっている。)

ウ→×(難解な専門用語は使われていない。もしあったとしたら、問題にきちんと説明書きがたくさんあるはず(笑))

エ→×(データを詳細には書いていない。データを詳細に比較した場合、数字(何パーセントのうち、何パーセントが何㎝伸びた・・・)などのように使われている。)

オ→〇(客観的な事実(根が水を求めて伸びている)や現象(湿った時と乾燥した時の違い)と筆者の主観的な見方(根性)も書かれている。)


以上になります。
※意味や画像などはWikipediaなど、さまざまなサイト様を参照しています。

本日もご覧くださり、ありがとうございました!

2022年 群馬県 公立高校入試 過去問 国語でした。次回からはこの続きを「かいせつ」していきます。

よろしくお願いいたします!