2022年 群馬県 公立高校入試(後期) 社会のかいせつ5⃣

おしゃれなバーで大爆笑してしまった眼鏡Pです。
#すみません!

では、2022年群馬県入試(後期)の過去問のを社会を「かいせつ」していきます。

社会5⃣(歴史の問題 日本史)

(1)ア
大きな魚は朝鮮、左側の武士の姿の人物が日本、右側の帽子をかぶっているのが中国、橋の上から見ているのがロシアを、それぞれ表している。日本と中国が朝鮮を狙って対立し、隙をうかがっているのがロシアという風刺画である。日本と中国が競い合っている時代は、1880年代から、日清戦争後の講和条約である下関条約が結ばれた1895年までのことである。来日していたフランス人の画家ビゴーの有名な風刺画の一つである。

【風刺画】(風刺画.com参照)



(2) ウ
ア→×(東海道新幹線が開通したのは、1964年のことである。)
イ→×(富岡製糸場が建設されたのは、1872年のことである。)
ウ→〇(八幡製鉄所が創業開始されたのは、1901年のことである。)
工→×(鹿鳴館が建設されたのは、1883年のことである。)

日清戦争後には、特に鉄鍋の需要が増え、軍備増強および産業資材用鉄鋼の生産増大がはかられた。そのために、日清戦争の賠償金の一部が建設費に用いられ、つくられた。

【八幡製鉄所】(世界遺産のある街・北九州参照)



(3)(例)ヨーロッパで戦争が行われている間に、中国で勢力を伸ばすこと。
ヨーロッパを主戦場として第一次世界大戦が行われている最中の1915年に、日本は中華民国に対し、ニ十一か条の要求を突きつけた。それは、山東省の利権などドイツ権益の継承を要求したものである。大隈内閣は、最後通を発し、夏世凱政権に一部を除き受諾させ、日本は中国における勢力を大きく伸ばした。最後通とは、要求をのまない場合には実力行使に出るという外交文番のことである。

(4)ウ
関東軍は、南満州鉄道の都来湖で線路を爆破し、これをきっかけに中国の東北部にあたる清州で軍事行動を展開して、満州の大部分を占領した。これが満州事変である。日本は翌1932年に、ここに酒州国を建国した。日本は、満州国は独立した国であると主張したが、国際連盟の細会はこれを承認せず、日本軍の撤退を求め、日本は連盟を脱退した。のちに日本は、同じく連盟を脱退したドイツと接近し条約を結んだ。

ア→×(第一次世界大戦後、1919年パリ講和会議後に国際協調の方針をとった。)
イ→×(1940年にフランス領インドシナ北部に進駐を強行し、アメリカと対立を深めた。その後、1941年真珠湾攻撃を境に太平洋戦争が勃発。)
ウ→〇
エ→×(1941年日ソ中立条約を結ぶ。)


(5) エ
1972年に、田中角栄・周恩来の日中両首脳によって日中共同声明が発表され、国交を正常化した。
その6年後、日本国と中華人民共和国は、日中平和友好条約を結んだ。



以上になります。
※意味や画像などはWikipediaなど、さまざまなサイト様を参照しています。

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2022年 群馬県 公立高校入試 過去問 社会でした。次回からこの続きを「かいせつ」していきます。

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