群馬県立自然史博物館の友の会こと年パス保持者の眼鏡Pです。
#めっちゃいい!
では、2023年大阪府公立高校入試問題の過去問の国語を「かいせつ」していきます。
まずはじめに大阪府の入試について解説しておきます。
#都道府県でこんなに違うんだ(笑)
大阪府の入試は大きく2パターンに分かれます。
「特別」「一般」です。今回は受ける人数が多いものに対象をしぼって「かいせつ」していきたいと思っていますので「一般」を選びました。
さらに「一般」の中に「A問題」「B問題」「C問題」があります。
これは高校の偏差値にあわされています。難しい高校は「C問題」、普通の高校は「B問題」、簡単な高校は「A問題」という風になっています。
個人的には「A問題」「B問題」「C問題」を網羅(もうら)したい気持ちもありますが、色々な都道府県の「かいせつ」をしていきたいので、考えた結果は「B問題」にしぼることにしました。
理由は受ける人数が多いものにするためです。これはざっと調べてみたのですが、
割合的には「A問題」20~30%、「C問題」10~20%でした。残る約60%くらいは「B問題」を解くと思われます。
なので、「B問題」を「かいせつ」していこうと思っています!
※ちなみに問題集は買ってあるので、「特別」や「A問題」、「C問題」を「かいせつ」してほしい!という方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。無料で個別に対応します(笑)

国語1⃣(論説文問題)
【眼鏡P要約】
未来学は、過去や現在との類似の部分を「演繹的思考方法」を活用して明らかにする方法とまったく新しい部分を明らかにする「想像力」を働かせる方法の2つを用いる。
「演繹的思考方法」とは?
すでに知られている法則(一般論・ルール)や前提から、階段を登っていくように論理を積み重ねて結論を出す考え方のこと。
(リンクアンドモチベーション 参照)

1 A
「ある」はここでは連体詞であるが、その他B「起こる」C:「示す」D:「関する」は動詞となる。
2 a 過去に存在
「知識は」から始まる段落に、未来学以外の他の学問分野の研究対象は、「過去に存在していたか、現在存在しているかのどちらか」であるとしている。
b(例)観察や実験を行い、データを集め、それを分析する
「知識は」から始まる段落に、「その研究対象を観察したり、それに対して何らかの実験を行ったりすることが可能であり、数値によるか言葉によるかの違いはありますが、その対象に関するデータを集めることができます。そして、これらのデータを分析することにより、事実や現実に関して新しいことがわかる」と、未来学以外の他の学問分野における研究効果について説明している。
3ウ
抜き出されている文のはじめに「しかし」とあることから、想像力を用いて研究をすることに消極的な内容が書かれている箇所の後に入れる。その後に「たとえば」とあり、例を挙げている。
4イ
ア→×(まったくの未知の部分は”演繹法”ではなく、”想像力”)
イ→〇
ウ→×(過去や現在の類推で考えられる部分は”想像力”ではなく、”演繹法”)
エ→×(まったくの未知の部分は”演繹法”ではなく、”想像力”)
「そして」から始まる段落に、「類似部分については、多くの学問分野に存在する知識を演繹的に活用して明らかにしようとする」とあり、経済状況や交通システムを例に挙げ、一般的な前提から、より個別的な未来に関する結論を得ようとしている。また「一方」から始まる段落に、「未来のまったく新しい部分を考察するには、人間が持っている、未知の事柄を思い描く力である想像力を使います」とあり、この二つを用いて未来学は研鎖されるとする。
以上になります。
※意味や画像などはWikipediaなど、さまざまなサイト様を参照しています。
本日もご覧くださり、ありがとうございました!
2023年 大阪府 公立高校入試問題 過去問 国語でした。次回からはこの続きを「かいせつ」していきます。
よろしくお願いいたします!