2023年 大阪府 公立高校入試問題(一般) 理科のかいせつ4⃣

おはようございます!

ミルクを作るのを久しぶりに妻にお願いしたら、いつも80mlを作っているのに60mlしか入っていないことに気づいた眼鏡Pです。
#1ピース入れて40mlはずなのに60mlも入れてしまったのか、それとも2ピース入れて80mlのはずが60mlしか入れていないのか…
#どっちだ!?

では、2023年大阪府公立高校入試問題の過去問の理科を「かいせつ」していきます。

理科4⃣(化学の問題)
(1)a:ア、b  :エ
金属には、
・みがくと光る(金属光沢がある)
・電気をよく通す
・熱をよく伝える
・引っ張ると伸びる(延性)
・たたくとうすく広がる(展性)などの共通の性質がある。
しかし、鉄などのように磁石につくものもあるが、金属に共通した性質ではない。

(2)
①イ
ア→×(亜鉛+うすい塩酸→水素)
イ→〇(二酸化マンガン+オキシドール→酸素)
ウ→×(石灰石+うすい塩酸→二酸化炭素)
エ→×(水酸化バリウム水溶液+うすい硫酸→中和:硫酸バリウムの白い沈殿)

② 水上置換法
気体の集め方は、まず、水へのとけやすさで区別する。
・水素や酸素などのように水にとけにくい気体は、容器に満たした水と置き換えて集める水上置換法
・水にとけやすい気体は、アンモニアのように空気より密度が小さい(空気より軽い)気体は上方置換法
・水にとけやすい気体は、二酸化炭素のように空気より密度が大きい(空気より重い)気体は下方置換法

(3)ウ
表Ⅰで、4回目の加熱から加熱後の質量が増加していないことから、1.80gのマグネシウムすべてが酸素と化合して酸化マグネシウムに変化したと考えられる。
このとき結びついた空気中の酸素の質量は、
4回目のときの加熱後の粉末の質量2.16g
マグネシウムの粉末は1.30g
よって
2.16-13.0=0.86(g)

(4)0.6g
図Ⅰのグラフを見れば一発!
一応かいせつすると、原点を通る直線になっているので、マグネシウムと酸素は一定の質量比で化合していることがわかる。(マグネシウムの質量):(酸素の質量)=0.3:0.2=0.6:0.4=3:2したがって、マグネシウム0.9gと結びつく酸素は、0.9×2/3=0.6(g)


(5)エ
化学変化の前後で原子の組み合わせが変わるが、原子が新しくできたりなくなったりはしない。したがって、化学反応式では、矢印の左右で原子の種類とそれぞれの数が一致する。空気中の酸素は、原子が2個結びついた分子(O₂)として存在する。また、マグネシウムは多数の原子が集まってできており、分子として存在しているわけではない。

2Mg+O₂=2MgO

(6) 0.8g
マグネシウムと銅は、いずれも原子の数が1:1で酸素と結びつく。

図Ⅲのマグネシウムのグラフより、0.3gのマグネシウムと結びついた酸素は0.2g。

銅のグラフより、0.2gの酸素と結びついた鍋の質量は0.8g。

したがって、0.3gのマグネシウムに含まれるマグネシウム原子の数と0.8gの銅に含まれる原子の数が等しい。

(7)2.1倍
求める数値は、結びつく酸素の質量が何倍かで表すことができる。
よって、2.3÷1.1=2.1(倍)

以上になります。
※意味や画像などはWikipediaなど、さまざまなサイト様を参照しています。

本日もご覧くださり、ありがとうございました!

2023年 大阪府 公立高校入試問題 過去問 理科でした。次回からは数学を「かいせつ」していきます。

よろしくお願いいたします!