「仕事の基本は掃除」 キャンプ場で働いていた話2

おはようございます!

「寒くなってきたね。」と言われたら「そうですね。涼しくなってきましたね。」とわざわざ言い直す眼鏡Pです。
#まだまだ半袖半ズボンですけど。なにか?

土日は「かいせつ」をお休みいただきまして、思ったことや考えたこと、これまでのことやこれからのことなどなど色々と書いていこうと思います!

さてさて昨日の続きです。「お掃除」に関してのお話です。

お掃除の仕事は「3K」と言われるほど大変なお仕事です。
3Kとは「キツイ、汚い、危険」の頭文字をとってです。
キツイし汚いことはそのままです。ずっと中腰ですし、ひざも使いすぎて炎症になったこともあります。肌は洗剤やら乾燥やらでカサカサになり、よく切れていました。汚いに関してはブログでは生々しいことはご想像にお任せしますが、色々なものの片づけを行いました。危険というほどではありませんが、-20℃にもなるので当然、凍結しておりコケて骨折した人もいますし、階段のり降りや屋根に上ることもあります。

誰でも出来ると思われるがちですが、そうではありません。
ブラシの使い方、タオルのふき方、掃除機のかけ方ひとつとっても、家庭用と思ってはいけません。ここはキャンプ業です。外用のトイレは毎日フィルター掃除をしています。砂利だって、砂だって、雪だって入ってきます。それだけではありません。簡単な汚れなんてあるはずもなく、頑固で大変な汚ればかりです。ここはキャンプ場です。バーベキューでも焚火でも、なんでもアリです。

掃除はみんな嫌い。なぜなら、汚いから。なぜなら、大変だから。でも誰かがやらないといけません。嫌な仕事は誰だって嫌です。
でも、その仕事を進んでできるか?
その嫌がっている仕事すら、やりがいを感じれるか?

僕はそこにやりがいを感じていました。
だってそれは「お客様が楽しんでくれた証拠」だからです。

僕たちは清掃班です。お掃除は世の中では、あまり評価されることはありません。
ですが、それをどれだけ一生懸命できるか?ではないでしょうか?

これ自体、誰の変えもきかない素晴らしいお仕事だと思えるようになりました。
お掃除というか清掃の仕事って素晴らしい仕事なんだなと思えるようになりました。

そのキャンプ場は3か月前から予約が埋まる人気のキャンプ場です。3か月前から楽しみに来て下さるお客様にできることをする。僕にできることはお客様を受け入れて、感動するくらいまで綺麗にすることでした。

ガラスは指紋がないかライトをあてて、チェックします。
排水は排水溝まで開けて、その中まで手を突っ込んで綺麗にします。
水滴が落ちないようにタオルですべて拭きとります。
シャワーのヘッドも外して綺麗にします。
換気扇も毎回開けて、綺麗にします。
などなど。
すごいです。すごすぎです。プロです。職人です。
僕はまだまだですが、キャンプ場の先輩たちの培った経験やノウハウ、そしてそのレベルの高さには目を見張るばかりです。

掃除において、言われたことをするだけでなく、それ以上にお客様への思いや仕事への誇りやプライドが大切です。

僕もそんな先輩たちのおかげでどうにか出来たこともあります。

たとえば、お客様が誤ってワインを落とされました。すぐに駆け付けて、掃除機かけてモップをかけて、ほうきではいてで、はい。終わりではありません。
その施設には小さなお子さんも来られていました。だからこそ、一片たりとも残すわけにはいきません。ライトに照らして反射を確認する。そして、タオルで隅から隅までふき取る。最後は自分の素手や足で確認する。ここまでやります。みんなやっているかはわかりませんが、自分はやっていました(笑)

どんな仕事にも面白みがあり、深さがあり、そしてやりがいがあること。
お掃除を通して、僕は色々なことを学ぶことが出来ました。

もちろん大変なこともたーーーーーくさんありましたが、清掃班に配属されてよかったなと思っています。色々とご迷惑をおかけした方々、こんな僕でもイチから教えて下さった方々、たくさんの方々に助けていただきました。

ありがとうございました!

これから塾を開くにあたっても大切にしていきます。
仕事の基本は掃除。

頑張ります!

#数学で「そうじ」を使いすぎて変換しても、「相似」「∽(数学の相似マーク)」しか出てこなかった(笑)


本日もご覧くださり、ありがとうございました!
よろしくお願いいたします!