2024年 群馬県 公立高校入試問題 理科のかいせつ4⃣

おはようございます!

100kgオーバーの友達にご飯ってどのくらい食べるの?って聞いたら「人より少し多いくらい」と平然と答えたことに明らかな疑念を抱く眼鏡Pです。
#嘘つけ!なんだよ、少しって!強がるなよ!

では、2024年群馬県公立高校入試問題の過去問の理科を「かいせつ」していきます。

理科4⃣(化学)


(1)
①a:水素イオン、b:水酸化物イオン②c:水
中和は酸性の水溶液に共通して含まれる水素イオン(H+)とアルカリ性の水溶液に共通して含まれる水酸化物イオン(OH )が結びついて、水(H₂0)ができる反応でこのとき道もできます。

③4.08g
ml→㎤→gに直せるかがポイントです。
物質1cm³当たりの質量を表し1mLは1cm³に等しいです。よって今回は注意が必要で密度が1.02g/cm³となっています。
水酸化ナトリウム水溶液200ml。つまり200cm³の質量は1.02✕200=204(g)です。
また質量パーセント濃度(%)=水浴液の質量(g)÷溶質の質量(g) ×100
溶質の質量(g) =水溶液の質量(g)✕質量パーセント濃度(%)/100となるから、質量パーセント濃度2%の水酸化ナトリウム水溶液204gに含まれる溶質(水酸化ナトリウム)の質量は、204✕2/100=4.08(g)です。

(2)
①エ
塩化水素
(HCI)→水溶液中で水素イオン(H+)と塩化物イオン(CI-)
水酸化ナトリウム
(NaOH)→水溶液中でナトリウムイオン(Na+)と水酸化物イオン(OH-)
に電離しています。うすい塩酸にうすい水酸化ナトリウム水溶液を加えていくと、中和により、H+ とOH- が結びついて水(H₂O)ができます。

実験2では、実験1と同じ濃度のうすい塩酸10cm³とうすい水酸化ナトリウム水溶液を使用したので実験1より、うすい水酸化ナトリウム水溶液を6cm³加えたとき、ビーカー内の水溶液はpHが7になりました。つまり、中和になりました。

【うすい水酸化ナトリウム水溶液2~6cm³】
うすい塩酸中に含まれていたH+は加えたうすい水酸化ナトリウム水溶液中のOH-と結びついて減少していくが、減少したH+ と同数のNa+が加えられ、もともと含まれていたCI-はそのまま変化しないので、水溶液中に含まれるイオンの総数は一定です。

【うすい水酸化ナトリウム水溶液の体積が6~10cm³】
水溶液は中性になり、もともと含まれていたH+は加えられたOH-と全て結びついてなくなり、CI-とNa+の数は等しくなります。さらに、うすい水酸化ナトリウム水溶液を加えると、水溶液中に含まれるNa+とOH- が増加するためイオンの数は増えます。

②d:BaSO₄、 e:H₂O
うすい硫酸:H₂SO₄
水酸化バリウム水溶液:(Ba(OH)2)
が中和すると
水(H₂O)
塩の酸バリウ(BaSO₄)ができます。
化学反応式は、矢印の左側に反応前の物質の化学式、右側に反応後の物質の化学式を書き、矢印の左右で原子の種類と数が等しくなるように化学式の前に数合わせをします。

③(例)電離して、ナトリウムイオンと塩化物イオンが生じた
塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和でできる塩の塩化ナトリウム(NaCI)は水溶液中で電離します。そのため、完全に中和したときも水溶液中にイオンが存在するため電流が流れる。一方、硫酸と水酸化バリウム水溶液の中和でできる塩の硫酸バリウム(BaSO₄)は水溶液中ではほとんど電離せず、沈殿します。そのため、完全に中和したとき、水溶液中にはほとんどイオンが存在しないため電流が流れません。

以上になります。
※意味や画像などはWikipediaなど、さまざまなサイト様を参照しています。

本日もご覧くださり、ありがとうございました!

2024年 群馬県 公立高校入試問題 過去問 理科でした。次回からはこの続きを「かいせつ」していきます。

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