おはようございます!
23時まで両親と今後の話をしているのに、3時には起きて仕事をしている眼鏡Pです。
#頑張るしかない!
では、2022年栃木県公立高校入試問題の過去問の国語を「かいせつ」していきます。

国語3⃣(論説文)
<本文の要約>
<A>西洋の思想では人間と自然は対峙する関係にあり、人間には自然を征服しようとする強い意志が流れている。それに対して、日本では自然主義の感性が重視され、自然の美しさに感動し模倣しようとする。西洋の芸術では、自然は人間を主体とする表現の従属的な存在であるが、日本の芸術は野菜や小動物までもを表現の主役とするものである。
くB>現代社会では、人々は自然との直接体験より映像情報を重んじる。映像のバーチャル化が、人々に自然を受け入れる余裕を見失わせている。自然の美しさに応える感性を持たない現代人に美しい形がつくれるはずもない。生々流転を繰り返しながら、絶えず移り変わる大自然の法則によって、万物の形が形成されていく。自然の形が美しいのは、自然の法則に逆らわず、長い時間をかけて改良され、結果的に無駄がなくなるからである。私たちはもっと自然の存在を真摯に受けとめ、自然のつくり出した形から美とは何かを探るべきである。

1(例)西洋では自然を人間を主体とする表現の従属的な存在として捉えたのに対し、日本では自然を表現の主夜として捉えた。
西洋では、「つねに自然を征服しようとする人間の強い意志が文化の裏側に」流れているため、芸術表現では、自然は、「人間を主体とする表現の従属的な存在」であり、表現の主体的なモチーフにはならない。しかし、文化の「根底に自然が」ある日本では、芸術表現における自然は、「表現の主役」になるのである。
2ウ
ア→×(記録してしまうことは書かれていない)
イ→×(違いを思い知らされるは「同化」の逆の意味になってしまう)
ウ→〇
エ→×(作り物としかでは、デジタルに吸引されているの逆の意味になってしまう)
現代人は、「強力なデジタル万能の映像」との接点が多くなり、旅に出て実際の自然を見ても、「テレビやメディアで見る自然」が強く想起され,実際の自然を、メディアで見る自然の複製のように思ってしまうのである。
3エ
人間は、自然を支配するのではなく、「自然を支配する見えない秩序」があることに気づいて、「自然の存在を真摯に」受けとめ、「謙虚」になる必要がある。
ア→×(傲慢:高ぶって人をあなどり見くだす態度であること)
イ→×(寛大:心が広く大様(おおよう)なこと)
ウ→×(貪欲:非常に欲が深いこと)
エ→〇
(謙虚:自分を偉いものと思わず、すなおに他に学ぶ気持があること)
4<文章内容>(1)かつての日本人は「自然美をにその美しさを模倣」するなど、「形の美しさを受けとめる感性を培ってきた」のである。一方。現代の日本人は、「自然と接する機会」が減り、「自然の美しさに応える感性」を持たないから、美しい形をつくれるはずもない。そ()手づくりの道具や生活用品は、長い時間をかけて、使いやすく「無駄のない形に改良」された。機能を追求したから、美しいものになったのである。自然のつくり出すものも同様に、長い時間をかけて無駄のない形になるのである。
4
(Ⅰ) 感性
(Ⅱ) (例)長い時間を経て少しずつ改良され、機能を満たした結果、無駄のない形となるから。
5 ア
<A>の文章では、かつて日本人は自然美を受けとめる感性を培っていたことが述べられている。これをふまえて、<B>の文章では、日本人が増っていた、自然美を受けとめる感性がえているから、もう一度議虚な態度で自然を見直そうと述べられている
ア→〇
イ→×(具体的な例ではない。)
ウ→×(対立はしていない。)
エ→×(Aでは問題は提起されていない。)
以上になります。
※意味や画像などはWikipediaなど、さまざまなサイト様を参照しています。
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2022年 栃木県 公立高校入試問題 過去問 国語でした。次回からはこの続きを「かいせつ」していきます。
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