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では、2022年栃木県公立高校入試問題の過去問の社会を「かいせつ」していきます。

社会3⃣（歴史）
1イ
飛鳥時代に推古天皇の摂政となって政治を行った聖徳太子は、隋の進んだ政治制度や文化を学ぶため、小野妹子らを遣隋使としてに派遣した。

ア：「青銅器や鉄器を手に入れる」→弥生時代の初期
イ：「政治の制度や文化を学ぶ」→主に奈良時代や平安時代
ウ：「倭寇の取り締まりを求める」→主に中世の時代（特に室町時代）
エ：「皇帝から金印や銅鏡を得る」→古代の交流（特に弥生時代）

2ア
Ⅰ：鑑真は、奈良時代に唐から日本に渡った僧である。仏教の正しい教えや決まりを日本に伝え、奈良に唐招提寺を建立した。なお、空海は平安時代の初めに唐に渡り、帰国後に真言宗を開いた僧である。

Ⅱ：禅宗は、座禅によって自らの力でさとりを開こうとする仏教の宗派である。栄西は、鎌倉時代に末に渡って禅宗を学び、帰国後に臨済宗を開いた。なお、浄土宗は法然によって開かれた仏教の宗派である。

3ウ
平安時代末期に政治を行った平清盛は、瀬戸内海の航路の整備や大輪田泊（現在の兵庫県神戸市にあった港）の修築を行い。日貿易に力を入れた。貿易による利益は、平氏の政権を支える重要な経済基盤となった。

ア：菅原道真は平安時代に造唐使の廃止を提案した人物
イ：中臣鎌足は飛鳥時代に中大兄皇子とともに大化の改新を進めた人物
ウ：〇
エ：足利尊氏は室町幕府を開いた人物である。

4イ、ウ
フビライ・ハンは、鎌倉時代にあたる13世紀後半に元の皇帝となり、1274年（文永の役）と1281年（弘安の役）の2度にわたって日本に大軍を送った（元寇、蒙古製来）。イタリアの商人であったマルコ・ポーロは、1275年に陸路でを訪れてフビライに仕えた
ア→×（金閣は室町時代に足利義満）
イ→〇（平安時代に、藤原頼通によってつくられた平等院鳳風堂）
ウ→〇（奥州藤原氏によってつくられた中尊寺金堂）
エ→×（安土城は安土桃山時代に織田信長）

5エ
豊臣秀吉は、1587年にバテレン追放令を出し、宜教師の国外追放を命じてキリスト教の布教を禁止した。なお、であるである。
ア→×（天正遣欧少年使節を派遣したのは大友宗麟などのキリシタン大名）
イ→×（絵踏の実施や、外国船を追い払うことを命じた異国船打払（1825年）の発令は江戸幕府の政策）
ウ→×（外国船を追い払ったのは鎖国を行った江戸幕府）
エ→〇

6朱印船
江戸時代初期。徳川家康は海外渡航を許可する朱印状を大名や商人に発行し、貿易を奨励した。朱印状を持った船が主に東南アジアで行った貿易を朱印船貿易という。朱印船貿易の発展とともに多くの日本人が東南アジアへ移住し、ルソン（フィリピン）など各地に日本町が形成された。

7（例）兵庫と比べて神戸は住居が少なく、外国人と日本人の交流を制限しやすかったから。
図2を見ると、兵庫には住居が密集していて人口も多かったと考えられるのに対し、神戸は住居が少ない地域であったことがわかる。また、江戸時代には、図3のように他の地域から離れた出島にオランダ人が集められ、日本人との交流は制限されていた。これらのことから、神戸を開港して住居の少ない地域に外国人居住区を設けることで、外国人と日本人の交流を制限しようとしたと考えられる。

8大航海
日本との交流があった地域は、古代から中世までは東アジアに限られたが、近世になると東アジアに加えてヨーロッパとの交流が行われるようになった。その背景となったのは、15世紀末以降のヨーロッパで、新航路の開拓が盛んとなる大航海時代が始まったことである。その先がけとなったスペインやポルトガルは、貿易やキリスト教の布教を目的としてアメリカ大陸やアジアなどに進出し、日本にも来航するようになった。

以上になります。
※意味や画像などはWikipediaなど、さまざまなサイト様を参照しています。

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2022年　栃木県　公立高校入試問題　過去問　社会でした。次回からはこの続きを「かいせつ」していきます。

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