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ホワイトデーに六花亭のバターサンドをお返しする眼鏡Pです。
#しかも、ホワイトデー限定デザイン!
では、2023年栃木県公立高校入試問題の過去問の国語を「かいせつ」していきます。

国語3⃣(論説文)
【要約】
縄文土器は、物理的機能よりも心理的機能のために、複雑な形や派手な文様を持つようになった。認知考古学の視点から分析すると、縄文土器には、曲線で構成されるバイオティックな造形とデザインという特徴がある。また。土器に埋め込まれている特定の動物や植物によく似たモチーフは、腰味さを残していたり、繰り返しではなくどこか少しずつ変えていたりと、何だろうと意味を考えさせるようになっている。和文土器に盛り込まれた心理的機能とは、意味的処理を活発化させるはたらきであり、意味が盛り込まれた文様は「物語的文様」と表現できる。縄文土器の物語的文様には、共有していた言語と世界観を基にした表象の組み合わせや順列を人々の心に呼び起こすはたらきがあった。人口が増えて複雑化した人間関係や社会関係を調整し。まとめるためのメディアの一っとして、土器が使われたのだろう。生活の中で土器を使うことを通じて、物語や神話を共有し、きずなを強め合うことにより、社会はまとまっていたのである。

【縄文土器】(北海道・北東北の縄文遺跡群 参照)
1イ
土器は本来、何かを入れたり料理に使ったりする容器としての機能を満たすことが優先されるはずだが、縄文土器は「複雑な形や派手な文様」という「心理的機能」が優先されてつくられているために、「物理的機能」の弱い。容器として使いにくいものになっている。
2(例)[縄文時代の人びとは、]土器に特定の生物を写実的に造形する能力と技術を持っていたが、あえて様々な生物に見えるようにしていた(49字)[ということ。]
縄文時代の人々は、「特定の生物をはっきりと写実的に造形する能力と技術」を持っていたので、写実的な文様にすることもできたのに、わざと「植物のつるのようにも、ヘビのようにも」見えるような「あいまいさを残した」文様にして、見る人に「何だろうか?」と考えさせるようにしたと推測できるのである。
3ア
縄文土器の文様に見られるモチーフは「まったく同じ」ではなく「どこかを少しずつ変えて」ある。一言でいうと、細文土器の文様は「繰り返し」になっていないのである。
ア→〇
イ→×
(あるいは:「―A―B」の形で 同類の事柄を列挙するのにも使う。例:または)
ウ→×
(むしろ:2つの事柄を比較し、比較の基準であるものも選択し得ないわけではないが、もう一方のものがより望ましいことを表す言葉。)
エ→×
(ところで:話題を変えるときや新しいテーマに移行する際に用いられる接続詞)
4エ
①~⑤段落では、物理的機能より心理的機能を優先させた細文土器の造形について、意図的にモチーフを曖味にし、細部を少しずつ変えた文様を持っていると、具体例を用いて説明されている。これに対し②段落以降では、土器に盛り込まれた「意味」とは物語であり、縄文土器はメディアとしてのはたらきをしたということが説明されている。
⑥段落では、①~⑤段落をふまえ、なぜ意図的に曖味さを残した文様をつくったのかについて、「意味的処理を活発化させる」ためであることが述べられ、⑦段落以降の論につながっている。
ア→×(否定的なものはない。)
イ→×(反論するものはない。)
ウ→×(欠点を補っていない。)
エ→〇
5(I) 共有
(I) (例)人口が増えて複雑化した社会を調整し、まとめる(22字)
集落が密に林立し人口が増え「人間関係や社会関係が複雑化」すると、複雑化した関係を調整しまとめる必要が出てきた。権力もリーダーもない時代では、「世界観や物語や神話を強く共有してきずなを強め合う」ことによって社会はまとまっていた。「表象の組み合わせや順列」を人々の心に呼び起こす「物語的文様」を持つ縄文土器は、社会をまとめるためのメディアとしてはたらいていたのである。
以上になります。
※意味や画像などはWikipediaなど、さまざまなサイト様を参照しています。
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2023年 栃木県 公立高校入試問題 過去問 国語でした。次回からはこの続きを「かいせつ」していきます。
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