2023年 栃木県 公立高校入試問題 社会のかいせつ1⃣

おはようございます!

奥さんにフェイスマッサージの実験台にされた眼鏡Pです。
#い、痛い(笑)

では、2023年栃木県公立高校入試問題の過去問の社会を「かいせつ」していきます。

社会1⃣(日本地理)

1エ
(Ⅰ)イギリスは0度の経線(本初子午線)を標準時子午線としており、日本は東経135度の経線を標準時子午線としている。日付変更線をまたがずに位置関係を見た場合、西へ行くほど時刻は遅れるため、日本よりも西にあるロンドンの時刻は、日本よりも9時間遅れている。

(Ⅱ)日本やイギリスを含む北半球では、夏至の日に昼の時間(日の出から日の入りまでの時間)が取も長くなり、冬至の日に昼の時間が最も短くなる。また北半球では、夏至を中心として春分から秋分までの間は、緯度が高い場所ほど昼の時間が長くなり、冬至を中心として秋分から春分までの間は、綿度が高い場所ほど昼の時間が短くなる。ロンドンと宇都宮市ではロンドンの方が緯度が高いため、冬にはロンドンの方が宇都宮市よりも昼の時間が短い。このように季節や緯度によって昼夜の長さに違いが生じるのは、地球の地軸が傾いているためである。

2イ
2020年の割合が4か国中で最も高いイは、現在の日本の最大の貿易相手国である中国である。
ア→×
(1990年の割合が4か国中で最も高いアは、かつて日本の最大の貿易相手国であったアメリカ)
イ→〇
ウ→×
(ドイツ)
エ→×
(1990年から2020年にかけて割合が増加しているエは、近年工業化が進んで日本に工業製品を多く輸出するようになったタイ)

3
(1)ハザードマップ〔防災マップ〕
自然災害が発生した場合の被害を予測し、被害範囲や避難場所などの情報を示した地図をハザードマップ〔防災マップ〕という。全国の地方公共団体は、洪水、土砂くずれ、地震や津波、火山の噴火などの自然災害に備えたハザードマップを作成して配布している。

【ハザードマップ】栃木県地震被害想定情報 参照)



(2)イ
冬季の降水量が多いのは、日本海側の気候に屈する地域である。冬に北西から吹く季節風が、日本海の上空で水蒸気を含み、山地にぶつかって日本海側の地域に雪を降らせる。したがって、ア~エのうち、冬季の月別平均降水量の合計が最も大きい都市は、日本海側に位置する富山市となる。なお、豊橋市と熊本市は、夏に降水量が多く冬に乾燥する太平洋側の気候なる。また、松山市は、年間を通して降水量が少ない瀬戸内の気候に属する。

(3)ウ
航空写真から転入者の人数を調べることはできず、図書館やインターネットなどで続計資料を閲覧する必要がある。そのため、当てはまらないのは「ウ」。

(4)エ

ア→×(兵庫県:人口が最も多いアは神戸市がある兵庫県)
イ→×(広島県:アに次いで人口が多いイは広島市などがある広島県)
ウ→×
(香川県:ウとエのうち、岡山県からの旅客数の割合がともに高いは、瀬戸大橋によって岡山県と結ばれている香川県)
エ→×(鳥取県)

(5)ア

火力発電所は、燃料となる石炭や原油などの輸入に便利な臨海部で、電力消費量の多い工業地帯や大都市の近くに多く立地する。三重県、山口県、福岡県はいずれも海に面しており、中京工業地帯、瀬戸内工業地域、北九州工業地域がそれぞれ分布していることから、火力発電が盛んであると判断できる。一方。内陸にある岐阜県には、火力発電所はほとんど見られない。

(6)
X:(例)農業産出額の総額に占める野菜の割合が高い
Y:(例)新鮮な状態で、大都市に出荷しやすい

豊橋市は、農業産出額の総額に占める野菜の割合が、他の3都市に比べて高い。高速道路を利用することにより、傷みやすい野菜でも新鮮なうちに遠い場所まで届けることができる。東名高速道路のインターチェンジに遅い豊橋市は、東京大都市圏、京阪神〔大阪〕大都市圏、名古屋大都市圏への交通の便がよく、生産された野菜はこれらの大消費地へと出荷されている。

以上になります。
※意味や画像などはWikipediaなど、さまざまなサイト様を参照しています。

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2023年 栃木県 公立高校入試問題 過去問 社会でした。次回からはこの続きを「かいせつ」していきます。

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