こんばんわ!
夜遅くにすみません!
金曜日に健康診断があるとビビッている眼鏡Pです。
#今週ですでに体重が2㎏も増えてる(笑)
では、2022年栃木県公立高校入試問題の過去問の理科を「かいせつ」していきます。

理科6⃣(化学)
1 ア
BTB溶液は、
・酸性→黄色
・中性→緑色
・アルカリ性→青色
塩酸は酸性の水溶液なので、緑色のBTB溶液を加えると黄色に変化する。また、酸性の性質を示すもととなるのは水素イオン(H⁺)である。
※なお、水酸化物イオン(OH⁻)は、アルカリ性の性質を示すもととなるイオンである。
2(例)水溶液の水を蒸発させる。
うすい塩酸にうすい水酸化ナトリウム水溶液を加えると、中和反応によって水とともに塩化ナトリウム(食塩)ができる。完全に中和した水溶液は塩化ナトリウム水溶液となる。この水溶液から水を蒸発させると、塩化ナトリウムの結晶を取り出すことができる。
3 H⁺、Na⁺
うすい塩酸=塩化水素(HCl)→水素イオン(H⁺)と塩化物イオン(Cl⁻)に電離する。
水酸化ナトリウム(NaOH)→ナトリウムイオン(Na⁺)と水酸化物イオン(OH⁻)に電離する。実験2より、うすい塩酸10.0cm³とうすい水酸化ナトリウム水溶液10.0cm³が完全に中和するという。
【たとえば、】
塩酸(HCl)10個と水酸化ナトリウム水溶液(NaOH)10個とする。
①分離
まずは水中で分解する。
塩酸=塩化水素(HCl)10個
→水素イオン(H⁺)10個と塩化物イオン(Cl⁻)10個に分かれる。
水酸化ナトリウム水溶液(NaOH)10個
→ナトリウムイオン(Na⁺)と水酸化物イオン(OH⁻)10個に分かれる。
②結合
それぞれが他の相手とくっつきあう。
水素イオン(H⁺)10個は水酸化物イオン(OH⁻)10個と結びつく。
→水(H₂O)10個が出来る!
塩化物イオン(Cl⁻)10個はナトリウムイオン(Na⁺)10個はそのまま、水溶液の中にある。
【問題】
塩酸10個と水酸化ナトリウム水溶液5個の時は?
①分離
まずは水中で分解する。
塩酸=塩化水素(HCl)10個
→水素イオン(H⁺)10個と塩化物イオン(Cl⁻)10個に分かれる。
水酸化ナトリウム水溶液(NaOH)5個
→ナトリウムイオン(Na⁺)5個と水酸化物イオン(OH⁻)5個に分かれる。
②結合
それぞれが他の相手とくっつきあう。
水酸化物イオン(OH⁻)5個しかないので、水素イオン(H⁺)10個のうち、5個しか結びけない。
→水(H₂O)5個が出来る。
⇒よって、残った水素イオン(H⁺)が5個が残る!
塩化物イオン(Cl⁻)10個はナトリウムイオン(Na⁺)5個はそのまま、水溶液の中にある。
よって、同じ数になるのは、水素イオン(H⁺)とナトリウムイオン(Na⁺)である。
4 エ
うすい水酸化ナトリウム水溶液の体積が0cm³から10.0cm³までは、H⁺はOH⁻と中和して結びつくため、H⁺の数は減少し、OH⁻の数は0のままである。しかし、減少するH⁺と同じ数だけNa⁺の数が増え、Cl⁻の数は一定で変化しない。よって、水溶液中に含まれるイオンの総数は一定である。
加えたうすい水酸化ナトリウム水溶液の体積が10.0cm³以上になると、塩酸はすべて中和されているので、H⁺の数は0のままである。Cl⁻の数も一定で変化せず、Na⁺とOH⁻の数が増加する。したがって、水溶液中に含まれるイオンの総数は増加する。
以上より、求めるグラフは「エ」である。
以上になります。
※意味や画像などはWikipediaなど、さまざまなサイト様を参照しています。
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2022年 栃木県 公立高校入試問題 過去問 理科でした。次回からはこの続きを「かいせつ」していきます。
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