2024年 北海道 公立高校入試問題 国語のかいせつ2⃣続

こんばんわ!

炎天下の中、草刈りをする農家こと眼鏡Pです。
#熱中症に注意!

では、2024年北海道公立高校入試問題の過去問の国語を「かいせつ」していきます。

国語2⃣(小説)
【あらすじ】
江戸時代に本屋を営む「私」が、医者である佐野(先生)のもとへ向かったときの話です。「私」は、同じく医者である西島晴順が無断で持ち出した口訣集(口で言い伝えられた医術を集めたこと)を、西島に頼まれて返しに行くことになりました。その時の「私」と「佐野先生」との会話です。

問四
①(例)正しく伝えようとし続けていた
②(例)口訣集を受け取ってもらえない

①「先生の『それだけ正しく伝えようとし続けるには』という言葉」をもとに記述すること。
②「先生に『これは持ち帰ってください』と言われ、口訣集を受け取ってもらえなかったこと」を、前後の表現とつながるように記述する。

問五

「唖然とする」は、思いがけないことに驚いて声も出なくなる様子を表す。
「私」は、口訣集は秘伝であり後継ぎの平にしか伝えないものだと思っていた。
しかし先生は、西島順が返そうとした口訣集を受け取らず、「いくらでも口訣集を写していい」と言った。→ この内容を説明しているが正解。

  • :「本人が直接返すのでなければ」は不適当。西島順が持ってきたとしても先生は受け取らなかったはず。
  • :「驚きの対象が門人たち」になっており、ポイントがずれている。
  • :「先生自身にも非があると言われた」は本文と合わない。

問六

(例)医術は人が生きるか死ぬかに関わるものであるため、みんなが最新の成果を明らかにし、試し、認め合い。互いにたたき合うことを繰り返し,医術を進歩させること。

「願ったり」は「願ったりかなったり」とも言い、希望が実現することを表す。先生は、医術が**「生きるか死ぬか」「生かすか殺すか」の問題であるため、
その
「進歩」を強く願っていた。

そのためには、

「みんなが最新の成果を明らかにし、みんなで試し、互いに認め合い、互いにたたき合う」ということを繰り返していくことが必要だと考えている。

→ この内容を75字程度で記述すること。


問七

(例)庶民が寝転んで本を読んでいたことは、ソファなどでリラックスして読むことがある現代と共通しているが、本が大量に印刷できず貴重であったことは、図書館や電子書籍等、たくさんの本がある現代とは異なる。

江戸時代と現代の本の共通点と相違点を、身近な例を用いて記述する問題。

  • 共通点の例:「リラックスして読むことができる」
  • 相違点の例
    • 江戸時代 → 本の数が少なく、貴重なものだった
    • 現代 → 本の数が多く、手軽に入手できる

以上になります。
※意味や画像などはWikipediaなど、さまざまなサイト様を参照しています。

本日もご覧くださり、ありがとうございました!

2024年 北海道 公立高校入試問題 過去問 国語でした。次回からはこの続きを「かいせつ」していきます。

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