2023年 北海道 公立高校入試問題 国語のかいせつ2⃣

こんばんわ!

お尻だけで進む運動が思ったよりもハードだった眼鏡Pです。
#これは筋肉痛になるやつ。

では、2023年北海道公立高校入試問題の過去問の国語を「かいせつ」していきます。

国語2⃣(説明文)

問一

解答
(1)ひた(る)
(2)ともな(う)

解説
(1)「思い出に浸る」とは、思い出の世界に入り込み、そこに身を任せたような状態になること。
(2)「伴う」は「同時に生じる」という意味を表す。


    問二

    解答

    解説
    「『こと』には表情がある」は、「遠回し」な表現ではなく、「こと」があいまいで変化しやすいものであることを比喩的に述べたもの。したがってイが適当。

    ア:不適当。
    イ:〇
    ウ:「表現してもよいと思います」は、「表現できる」という意味を婉曲に述べたものなので、ウの「断定的」は誤り。
    エ:「ためらい」も本文からは読み取れない。


    問三

    解答
    ア、イ、オ

    解説
    第一段落の「恐怖」は鉄球とともにある思いの一つで、「表情」や「意味」を表す。第三段落の万年筆に結びつく「感覚」や「記憶」も「そうした表情や意味」とまとめられている。

    一方、球や万年筆を単なる「物体」として扱うことや、「材質」として鉄・セルロイドであると確認することは「表情」「意味」とは無関係。

    よって正解はア・イ・オ。


    問四

    解答
    ①(最初)「意識の内(最後)わりがない。」
    ②(例)事柄そのものと私の意識の内面はどこまでも一つ

    解説
    ① 本文第八段落に「私たちが実際に経験している色やにおい、音、あるいはそれに伴う思いが、ただ単に『意識の内面』に属するものであり、事柄そのものとは関わりがないという考え」とある。ここから抜き出す。

    ② 傍線部3の直後に「そのものと、私の意識の内面という二つの世界があるのではありません。両者はどこまでも一つです」とある。具体例「犬」を抽象化して「事柄」とし、20字程度でまとめる。


    問五

    解答
    (1)ウ,オ
    (2)日常描写に科学的描写が「重ね書き」される

    解説
    (1)傍線部4は、「こと」から「表情」や「意味」を切り離し、個人の視点に縛られない形で捉え直して説明すること。

    ア:×「見える」は個人の視点に縛られるので不適当。
    イ:×「好み」は個人の視点に縛られるので不適当。
    ウ:〇「花火」を「銅の量」で説明する
    エ:×「愛情」は個人の視点に縛られるので不適当。
    オ:〇「ミートパイ」を「成分表」で説明する

    (2)「日常描写に科学的描写が『重ね書き』される」とは、「科学的描写」が「視点に縛られない」に対応、「重ね書き」が「置き直し」に対応する。


    問六

    解答
    (例)私の身に着けてきた腕時計が、他の時計にはない使いやすさや愛着があるという「こと」であると同時に、分針や秒針の付いたアナログ時計という「もの」であるように、「こと」と「もの」は一体になっている。

    解説
    「こと」と「もの」の関係について、自分の経験を例に説明する問題。解答例では「腕時計」を挙げ、具体的に説明した後「一体になっている」とまとめている。「一体になっている」の代わりに「共存している」などとしてもよいが、「こと」「もの」という指定語句は必ず含める。

    以上 になります。
    ※意味や画像などはWikipediaなど、さまざまなサイト様を参照しています。

    本日もご覧くださり、ありがとうございました!

    2023年 北海道 公立高校入試問題 過去問 国語でした。次回からはこの続きを「かいせつ」していきます。

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