2023年 北海道 公立高校入試問題 国語のかいせつ3⃣

こんばんわ!

英単語テストを作成している眼鏡Pです。
#学校の宿題みたいです(笑)

では、2023年北海道公立高校入試問題の過去問の国語を「かいせつ」していきます。

国語3⃣(古典)



口語訳
花は桜である。桜といえば山桜で、葉が赤く照り映えていて、細い枝の間に花がまばらに混じって多く咲いているのは、またと比べようもなくすばらしく、この世のものとも思われない。

葉が青く、花がまばらに咲いているのは、ひどく劣っている。だいたい山桜というものの中でも、いろいろあって、細かく見れば木一本ごとに少しずつ違ったところがあり、まったく同じものはないようである。

また、今の時代に「桐がやつ」といって、八重咲きと一重咲きが同じ木に混じって咲くなどというのも、様子が変わっていてとてもすばらしい。

総じて、くもっている日の空に見上げた桜の花は、色が鮮やかに見えない。しかし、背景に松などが青々と茂っている手前に咲いている桜は、色が映えて特にすばらしく見える。

空がすがすがしく晴れている日に、日光の差す方向から見た桜は、色つやがすばらしく、同じ花とも思われないほどである。朝日の中の桜は言うまでもなく、夕映えの中の桜もまたすばらしい。


問一

解答
(1)① 赤
    ② 青
(2)(例)まばら
(3)(例)晴れている
(4)(例)くもっている

解説

  • 「たぐふ」=「類」「比ふ」と書き、「並ぶ・つり合う」の意味。
  • よって波線部はエの意味。

問二

解答
① 葉が赤く照る桜 → 見映えする。
② 葉が青い桜 → 見劣りする。
③ 花がまばらな桜 → 見劣りする。
④ 晴れた日の桜 → 見映えする。
⑤ くもった日の桜 → 見劣りする。ただし松などが背景なら見映えする。

解説

  • 「葉赤くてりて」=見映えする。
  • 「葉青くて」=見劣りする。
  • 「松も何も、青やかにしげりたるこなたに咲ける」=見映えする。
  • 「花のまばらなる」=見劣りする。
  • 「空きよくはれたる日」=見映えする。
  • 「くもれる日」=見劣りするが、背景次第で見映えする。

問三

解答

解説

エ:「桐がやつ」は八重と一重が混じる → 「八重だけ」とするのは誤り。

ア:本文は「香り」ではなく「色つや」の意味。

イ:本文「一木ごとにいささかかはれるところ有り」に合致 → 適当。

ウ:「葉がしおれるか」は書かれていない。

以上になります。
※意味や画像などはWikipediaなど、さまざまなサイト様を参照しています。

本日もご覧くださり、ありがとうございました!

2023年 北海道 公立高校入試問題 過去問 国語でした。次回からはこの続きを「かいせつ」していきます。

よろしくお願いいたします!

【学習塾トモニー】
ちなみに、塾のホームページが完成しました!もし興味がある方はぜひ、見ていただければと思います!完全自作になります!よろしくお願いいたします!