シャトレーゼって、ケーキも美味いけどアイスも美味しいと今日知った眼鏡Pです。
#何なら、今も食べてる(笑)
では、2023年広島県公立高校入試の過去問の国語を「かいせつ」していきます。

国語2⃣(説明文の問題)
【眼鏡Pなりの訳】
文章Ⅰ
自然環境の充実には、地域社会が保全を通じて、持続的な利益を得られる仕組みが必要である。例えば、観光。自然を直接消費せずに、保全に直接的な経済収益につなげることができる、数少ない産業。しかし、無秩序な観光促進が自然環境を劣化させていることもある。
文書Ⅱ
フィリピンのネグロス島では、サンゴ礁を保護して海洋生物の負荷を減らしつつ、沿岸の集落の生活維持する努力が実を結んでいる。生物学者のアンヘル・アルカンは小規模な海洋保護区の設置を提唱し、実際に保護区では生物量も魚種も増えた。そこに目を付けたのが、町長に選ばれたロドリゴ・アラナノである。彼は保護区を増すことで漁獲量の増加だけでなく、観光業も発展させたのである。

(1)
ア:負荷 イ:暮 ウ:情熱
(2)エ
空欄の前では沿岸住民に対して丁寧な説明をしたことが述べられているのに対して、後には「沿岸住民の多くは保護区に反対だった」とある。したがって逆接の接続詞が入る。
(3)
A:ア、B:イ、C:ア、D:ア
Bはアラナノが沿岸住民を説得する際に用いたアラナノの考え・意見。それ以外は事実である。
(4)
(例)海洋保護区を設置し、生物多様性を守ることによって魚を増やし、持続的に漁業で利益を得られる仕組み。
「ネグロス島のダウイン・・・・・生活を維持する」というアルカラの試みの目的は、「保護区の主な目的は生物多様性を守ることだが、彼の念頭にあったのは漁業に利益をもたらすこと」とある。これが、地域保全と持続的な経済的利益ともに当てはまる。ここを用いて指定字数でまとめればよい。
(5)
(例)無秩序な観光の促進を行ってしまうと、海洋の環境が劣化し、保護区の美しい景観が損なわれる
観光業の発展により起こりうる危険性を補う。【文章1】には「実際には無秩序な観光の促進によって自然環境が劣化する事例が散見されています」とある。ここを用いてまとめよう。無秩序な観光の促進によって海洋環境が劣化すると、せっかく設置した保護区の美しい景観を損なうという危険性があるのだ。
以上になります。
※意味や画像などはWikipediaなど、さまざまなサイト様を参照しています。
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2023年 広島県 公立高校入試 過去問 国語でした。次回からはこの続きを「かいせつ」していきます。
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