2025年 静岡県 公立高校入試問題 国語のかいせつ2⃣

こんばんは!

焼けに焼けた眼鏡Pです。
#久々にこんなに焼けた(笑)

では、2025年静岡県公立高校入試問題の過去問の国語を「かいせつ」していきます。

国語
2⃣

文章の要約

アリマキという昆虫の体内には、「ブフネラ」という細菌が共生している。

アリマキは植物の汁から糖を得られるが、生きるために必要なアミノ酸を十分に作ることができない。そこで、ブフネラがアミノ酸を作ってアリマキに与え、その代わりにアリマキから糖をもらっている。

ブフネラは、長い共生生活の中で、自分だけで生きるために必要な遺伝子を失ってきた。そのため、アリマキの体外では生きられず、完全に独立した生物とはいえない。

しかし、筆者は、人間もほかの生物から栄養や酸素などをもらって生きているため、本当の意味で独立している生物はいないのではないかと考える。

生物は、それぞれが足りないものを補い合い、つながることで存在している。それこそが「生命」の本当の姿だと筆者は述べている。


問一

問題

二重傍線部「あ」の漢字に読み仮名をつけ、「い」の平仮名を漢字に直しなさい。

解答

あ すいはん

「炊飯器」の「炊飯」は、すいはんと読みます。

  • 炊く=食べ物を煮たり、米を炊いたりする
  • 飯=ご飯

したがって、「炊飯」は「米を炊いてご飯にすること」という意味です。

い 

本文には、一人前の独立した生物として「みとめる」ことはできないとあります。

「みとめる」は漢字で、認めると書きます。

したがって、解答欄には送り仮名を除いた「認」を書きます。


問二


問三

問題

第一段落の最後に、「その結果は驚くべきものだった。」とあります。その結果とは何か。「大腸菌と比べると」に続く形で、二十字以内でまとめなさい。

解答例

持っている遺伝子の数が約七分の一になっていたこと。

「その結果」が何を指しているのかは、直前の内容を確認します。本文では、ブフネラの遺伝子を調べた結果、大腸菌と比べると、持っている遺伝子の数が約七分の一になっていたと説明されています。

つまり、驚くべき結果とは、ブフネラが長い共生生活の中で多くの遺伝子を失い、遺伝子の数が大幅に減っていたことです。

問題文にすでに、「大腸菌と比べると」とあるため、解答にはその後に続く内容を書きます。

  • 何が減ったのか
    → 遺伝子の数
  • どれくらいになったのか
    → 約七分の一

この二点を入れることが大切です。


問四

問題

本文中の空欄に入る言葉として、最も適切なものを選びなさい。

選択肢

ア 果たして
イ もし
ウ たぶん
エ 決して

解答

ア 果たして

しかし一方で、果たして「独立して」生きている生物など、本当にいるのだろうか?

「果たして」は、

本当にそうなのだろうか

と疑問に思ったり、確かめようとしたりするときに使う言葉です。

この文では筆者が、

本当の意味で独立している生物など、本当にいるのだろうか

と問いかけています。

そのため、「果たして」が最も適切です。

選択肢

イ もし

ある条件を仮定するときに使います。

ウ たぶん

確実ではないが、そうだろうと予想するときに使います。

エ 決して

強い否定と一緒に使います。

問五

問題

筆者は本文において、不完全でいびつな生き物は、どのようにすることで全体の存在を可能にしていると述べていますか。ブフネラとアリマキを例に、ブフネラを主語として、五十字程度で書きなさい。

解答例

ブフネラがアリマキにアミノ酸を与え、アリマキから糖をもらって、互いに補い合い、つながること。

本文の中心となる部分は、次の内容です。

不完全でいびつな生き物ではなく、それ単独では生きていけない、不完全でいびつな生き物で溢れている。そして、それらがお互い補い合い、つながって全体の存在を可能にしている。

つまり、生物は一つだけで完全に生きているのではなく、それぞれの足りない部分を補い合っています。ブフネラとアリマキの場合は、次の関係です。

ブフネラが与えるもの

アミノ酸

アリマキは、生きるために必要なアミノ酸を十分に作れません。そこで、ブフネラがアミノ酸を作って与えています。

ブフネラがもらうもの

アリマキは植物の師管液を吸っているので、糖を多く得ています。その糖をブフネラに与えています。

  • ブフネラからアリマキへ
    → アミノ酸
  • アリマキからブフネラへ
    → 糖

このように、お互いに必要なものを与え合い、足りない部分を補うことで、二つの生物は生きています。


問六

問題

次のア~エの中から、本文で述べている内容として、最も適切なものを選びなさい。

選択肢

植物の害虫であるアリマキは、師管液を吸って生きており、二億年前から地球上に存在している。

アリマキの体外に出したブフネラは、人工的に栄養素を与え続けなければ、育てたり増やしたりすることができない。

人間は、十分な量を作ることができないアミノ酸のいくつかを、肉や魚といった食物から得ることで生きている。

他の生物を捕食することのない植物は、菌根菌が付くことによって土から養分を吸収することができず、生きられなくなる。

解答

ア→×

本文では、

アリマキはほぼ一生をその菌細胞の中だけで過ごす

ではなく、正しくは、

ブフネラがほぼ一生をアリマキの菌細胞の中で過ごす

と書かれています。

また、「二億年前から存在している」と述べられているのは、アリマキとブフネラの共生関係についてです。アリマキだけが師管液を吸いながら二億年前から存在している、という説明ではありません。したがって、アは不適切です。


イ→×

本文には、

ブフネラはアリマキの体から取り出すと、自然界では生きていけないし、人工的にどんな栄養素を与えても培養することができない

とあります。つまり、栄養素を与え続ければ育てられるのではありません。どのような栄養素を与えても、体外では育てたり増やしたりできないのです。したがって、イは不適切です。


ウ→〇

本文には、

人間はアミノ酸のいくつかを自分で十分な量作ることができず、他の生物から摂取しなければ生きていけない

という内容があります。人間は、肉や魚などの食物から、自分では十分に作れないアミノ酸を得ています。これは本文の内容と一致しています。したがって、ウが正解です。


エ→×

本文では、植物について、

菌根菌と共生して土から十分な養分を吸収する

と説明されています。菌根菌が付くことで養分を吸収できなくなるのではなく、菌根菌の助けによって、より十分に養分を吸収できるのです。内容が反対になっているため、エは不適切です。


以上になります。
※かいせつの際に少しでも分かりやすくするため、チャットGTPやWikipediaなど、さまざまなサイトやITのお力を利用し、参考にさせていただいています!

本日もご覧くださり、ありがとうございました!

2025年静岡県公立高校入試問題の過去問の国語でした。次回からはこの続きを「かいせつ」していきます。

よろしくお願いいたします!

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